新入社員教育

新入社員が仕事できないとお悩みの企業に

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役に立たないのは即戦力を求めすぎ!?

今年の新入社員は役に立たない…そんな年配社員の愚痴が飲み屋で響き渡るのは毎年の事。
しかし、本当に彼らは仕事ができないのでしょうか。
というわけで今回は教育という面からこの問題に踏み込んでみましょう。

最近の傾向として挙げられるのが「即戦力の求めすぎ」です。
これは、高齢化に伴って若者の数が減少していることに伴う人手不足が挙げられます。
更に労働環境が時代に合わなくなってきたために古い体質の企業に人が寄りつかなくなっていることが原因です。これによって即戦力化しなければ人材不足が解決できない負の連鎖が発生しています。
そして、新入社員が使えないと嘆く多くの現場では『即戦力』を重視しすぎるあまり、結果として優秀になる可能性を秘める社員を切り捨てている傾向がうかがえます。

優秀な人というのは大きく2パターンにわかれます。
1つは器用で飲み込みが早い早熟タイプ。
もう1つは時間はかかるがその分最終的な能力が高くなる大器晩成タイプ。
昨今は前者は優遇しますが、後者に対しての扱いは非常に勿体なく感じます。
飲み込みが早い器用な早熟タイプは一見優秀に見えますが、最終的には大器晩成タイプに劣る傾向があります。これは、習得が早いあまりに後に突き詰めることが減ることによります。
多くの優秀な方は大抵若い時に癖のある方が多い気がします。
また、飲み込みが早いという事はどこでも対応できるので、逆に言えば飽きも早いという事。よってこういったタイプは仕事のノウハウを手に入れたら独立したり転職したりする決断も非常に速いと言えます。
よって、最終的に再び戦力を失う可能性もあるのです。

指導力にも不足がある

また指導によっても優秀さは変化します。
例えば、1から10まで詳しく知りたくても中々教えていられる時間というのはないものです。
よって向こうが質問を渋ってしまったりすることもあります。
その結果わからないことを質問せずに失敗して…を繰り返してしまう現場が生まれてしまいます。
この辺りは担当者を決めて何でも質問できる体制を作っておくことで解決します。
こういった小さな意思疎通不足による教育不足が、この問題のほとんど言えるでしょう。

今回の内容をまとめると、

      

  • 即戦力を求めすぎている
  •   

  • 職場環境が時代に適していない
  •   

  • 器用なタイプだけをターゲットにしていないか
  •   

  • 担当者がはっきり決まっていない

ということになります。
多くを求めすぎているとかえって逆効果になってしまうので、最重要課題として3つぐらいに絞って研修を進めるとよいのではないでしょうか。
多くの人は成長するのに時間がかかるという前提で行う事で、理想と現実のギャップを埋められるのではないでしょうか。