eラーニング

eラーニングとは?

eラーニングとは?
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今回は社員研修をオンラインで行えるという新時代のインターネット学習システムであるeラーニングについてご紹介していきます。

eラーニングとは

そもそも、「eラーニング」というモノをご存知でしょうか。
eラーニングとは、”electronic learning”の意味であり、簡単に行ってしまえばネット学習です。
社員研修を電子上で行えるという新時代のインターネット学習システムであるeラーニングは、ネット媒体を利用したオンライン学習のことを指します。

主にパソコンやスマホ(携帯)、タブレット、DVDなどのビデオ教材を利用した学習方法であり、場所や時間に捕らわれず、そして迅速な対応ができる一方でコストを抑えながらも豊富な学習教材を備えているのが最大の特徴です。
そのコストと合理性から、昨今の新たな学習形態として非常に注目を集めています。

今後はこれが企業の社員研修のデフォルトの形式となる可能性や、学校現場などの所謂児童教育にまで使われるようになっていくであろうという将来性があり、大変期待を寄せられています。

しかし、「eラーニング」ってどんなことができるの?という疑問はいまだ多くあるとおもいます。
そこで、今回はeラーニングの基礎知識や教育プログラムについて解説していきましょう!

eラーニングは教材が豊富
eラーニングで学べる内容は数多くあり、教材は非常に豊富です。
一般的な学習では、専門的な知識を有する講師を招いて行われるため、何人もの講師と契約しなければならず、コストがかかる一方で、その知識をデータベース化して保存するのは難しいのが現状です。
講師自らが作るテキストなどは、その講師自身の著書となるので会社で扱うには何らかの条件がかかったりすることも。

しかし、eラーニングではそれら教材を専門家を通して製作し、教材をデータベース化している為、いつでも取り出して閲覧できますし、情報の更新も早く、リアルタイムに行われます。
更にはそれらを幅広い分野に広げているため、ピンポイントで強い教材が他分野で展開されます。

それら具体例をいくつかご紹介いたしましょう。

  • オフィスツール(ワード・エクセル・パワーポイント等)の使い方や活用法
  • 英会話などのビジネス向け語学学習、現地生活向けの日常会話学習
  • ビジネスマナーやテーブルマナー
  • 新卒者向けの基礎知識
  • リーダーシップマネージメント
  • 経理、簿記などの財務管理処理学習
  • セールスや電話対応などの営業系学習
  • 経営学等のマネージメント系学習
  • プログラミングなどのITエンジニア向け学習
  • PhotoshopやIllustratorなどのグラフィックツール学習
  • 投資などのファインナンス
  • 看護資格などの取得
  • Youtubeなどの流行に合わせた動画作成などの学習

等、こういった幅広い教材が特徴です。
ビジネス向けから趣味や生涯学習まで扱っているのがeラーニングの特徴なのです。

eラーニングに必要なモノ

次に、eラーニングをするにあたって必要になるモノをご紹介していきます。

インターネット環境

まず大前提としてインターネット環境にあることです。
eラーニングはオンラインによる学習システムなので、インターネットに接続された環境でなければなりません。
最も、昨今でインターネットを使っていない企業はないと思いますので、この辺は問題ないかと思いますが、eラーニングの学習や管理にはインターネットが絶対条件となります。

パソコンやスマホなどの電子端末

他に必要なものはパソコンやタブレットPC、スマートフォンなどの電子端末です。
インターネットに接続されたこれらハードウェアが必要となります。
近年ではスマホでもeラーニングが可能ですが、より大画面で文字を読んだりするにはパソコンの方が学習はしやすいでしょう。

学習管理システム(LMS)

LMSとは、Learning Management Systemの略であり、インターネット上でeラーニングを行うのに必要なプラットフォームを意味します。
学習環境を提供すると同時に、受講者の管理(成績や結果)をおこなえたり、教材の管理、ユーザーの登録が行えたりといった事が可能です。
これによってどの教材を使うか、成果が出ているのかといったことを容易に管理できます。
eラーニングは使う場所によってさまざま使用法が異なりますので、企業に合わせてLMSをカスタマイズを行ってより使いやすくしていくのが良いと思います。

SCORM(スコーム)

SCORM(スコーム)とは、Sharable Content Object Reference Model(共有可能なコンテンツオブジェクト参照モデル)の略称で、eラーニングの共通化管理の標準規格です。
学習コンテンツの管理を行うためにSCORM(スコーム)などの規格なども活用すると、社員の学習状況などをオンラインでリアルタイムに管理することができます。
コンテンツの再利用、互換性を目的に、統合管理してeラーニングを運用する為に用います。

例えば、A社とB社の教材を使ったとしても、それに互換性があるわけではありません。
しかし、SCORMを用いれば、1つのプラットフォームで統一してeラーニングを多数扱えるということになります。
また最近ではパソコンやスマホなどを使い分けることが増えていますので、こういった端末間での互換性問題にも対応できるシステムとなっています。

これらサービスもeラーニングど並行して行っている企業もあるので、合わせてチェックしてみるとよいでしょう。

eラーニングの利点・欠点

では、次にeラーニングの持つ利点と欠点を見ていきましょう。
eラーニングではどのような効果を得られるのか…
まずは一覧をご覧ください。

利点

  • 場所と時間に縛られることがない
  • 個々のペースに合わせて学習が可能
  • 目的に応じて均一化された内容を学べる
  • 手軽に資格試験を受けられる
  • テキストが必要ないのでペーパーレスとコストカットに繋がる
  • 講師を雇う必要がない
  • それぞれが今必要な教材を使えるので、講義として行う必要がない
  • 成績管理がクラウド化などで容易
  • 教材が常に最新のものに更新される
  • 全体的にコストカットが望める

欠点

  • 学習意欲を維持するのが難しい
  • 質問などがしづらい
  • 実技系科目に弱く・、それらの資格や単位取得が難しい
  • 成績結果からしか判断できない
  • IT知識を要するので、教材製作が素人には難しい>

eラーニングはこの通り、メリットもありますがデメリットも当然含まれます。
確かにコストは低く、リアルタイムで場所に捕らわれないといった点は非常に有効であり、特に若い世代にはIT系との相性が良いため、非常に良い結果を引き出せるでしょう。

一方で、PCなどの画面を通して学習する為、実際にやってみないと分からないような実技系科目に非常に弱いことが最大の欠点です。
例えば、工場で旋盤を動かしたり、接客をしたりというのは実体験や実物を見て理解する必要もあるので、頭だけで理解しても難しい実技系には弱いのです。

よって、ブレンディッドラーニングを活用をするのが好ましくなるのです。

eラーニングの活用と今後

ブレンディッドラーニングを活用

eラーニングだけですべてを解決するのは、全ての状況に対応した最善な方法とは言えません。
よって、運用方法としては、eラーニングと実地研修などの併用が望ましく、座学・実地といった用途別にわけた研修方法が好ましいと言えるでしょう。
これをブレンディッドラーニングといいます。

ブレンディッドラーニングとは、複数の学習方式を混ぜ合わせた混合型という意味を持ちます。
例えば、対面形式の講義をしたうえで、eラーニングを行い、実地研修を最後に行うなどの方法です。
いくつかを組み合わせることでeラーニングは最大限の効果を発揮できるのです。

eラーニングの普及について

eラーニングを用いた研修はIT社会になった21世紀頃より広まりを見せています。
元々は90年代後半のパソコンやインターネットの普及によって広まりはじめましたが、昨今ではスマホなどの普及で更に広がりを見せています。

eラーニングを研修に利用している企業は60%を超えています。
また今後導入を検討しているという企業も多く、従業員が多いほど導入するメリットが見られます。

当社製品では、わずか2年の間に700社以上で活用されており、これらはスマートフォンの普及によって今後更に広がりを見せるでしょう。

eラーニングの今後

eラーニングの苦手とする実技科目ですが、VRの登場によって将来的に仮想現実でのシミュレーションが行える可能性が出てきました。

例えばこれらは乗り物や重機などの操縦技術や、医療分野で注目されています。
また、AIの登場によって、学習した情報から自動的にオススメの教材を選定したり、対人間に質問しているような答えを返してくれるようになる可能性も秘めています。

eラーニングを運用するときに気を付けたい点

一方で、eラーニングの学習で気を付けなければならない点があります。
eラーニングはインターネットを通していつでも講義を受けられる為、時間や場所を問わないというメリットがあります。
しかし、一方でこの時間や場所に囚われないという点が、昨今問題になっているブラック企業問題になってしまう可能性もあるのです。

例えば、業務が終わってから無給でeラーニング学習を進める事を社員に提唱するとします。
するとこれは時間外労働になってしまうのです。
いくら学習と言えど、業務やビジネスに必要なものは仕事の一環であり、有給で行わなければならないのです。
よって、eラーニングを運用する際には、有給かつ仕事の一環として行わなければなりません。